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M-422A

画像はTHE FEW M-422A Gordon & Ferguson Co.画像提供:GORILLA

◆概 略◆

 米国海軍が最初の飛行機を購入したのが1911年といわれるが、実際に戦力として発展するのは第一次世界大戦後となる。1921年に海軍航空隊新設、1922年には初の航空母艦「ラングレー」が就航している。初期の海軍航空隊が使用した飛行服は同時期の陸軍と同様のものであると考えれているが、1930年代末までには海軍のスタイルが確立されていたようだ。

 M-422Aは、1930年代に開発されたM-422の改良型であり、今でいうところのインターミディエイト・ゾーンに対応したフライトジャケットである。そして、このM-422Aはフライングタイガースに見られるように、第二次世界大戦を代表する海軍フライトジャケットとなる。
 M-422Aは1950年代にG-1の型式名を与えられ、海軍を代表するフライトジャケットとなった。
 ちなみに、このG-1は現在も現役の海軍フライトジャケットである。

<タフジャケより一言>
 U.S.NAVYのフライトジャケットと言えば、このM-422A & G-1に尽きるといってもよいほどの名作。A-2のように中断することなく、ずっと現役のままなのは立派の一言。
 映画「トップガン」でもお馴染みのスタイルは、着こなし次第でキラリと光るポテンシャルを持ったフライトジャケットである。

◆特 徴◆

強度のあるゴートスキンをボディに用いている。襟のビーバーラムのファーは首の保温と寒風の進入を防ぐために1本のベルトで閉めることができる。 背部に設けられたアクションプリーツで、比較的楽に腕を動かせる。
  G-1との区別は非常に難しいが、左ポケットの縫い目で見分けることも出来る。(G-1はポケットが左右対称)

*特徴については、現時点でレプリカとして世界トップクラスの完成度を誇るTHE FEW の商品を元に解説してあります。
THE FEW社モデルに見るM-422Aの特徴
ビーバーラムファーの付いた襟。
M-422Aでは襟の右側裏に「USN」の文字が入る。
M-422Aの左ポケット。
左右非対称なのがG-1との違い。
ボディ左内側にジッパーに沿った形でタテのポケットが付く。
A-2には無い実用性だ。

◆レプリカについて◆

 A-2ほどメジャーではない為、完成度の高いM-422A & G-1を世に送り出すメーカーは限られている。

代表的なレプリカメーカーは以下の通り。

<ニュージーランド>
THE FEW MFG. Co.
*THE FEW 商品のお問い合わせは、関東の老舗特約店GORILLAまでどうぞ。

<英 国>
イーストマン

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